本が好きでいつもバッグに入れて持ち歩いているという方も多いかと思います。
本はジャンルによって、大きさを変えることで読み手の興味を引き出しています。
こちらでは、本の大きさ(判型)についてお話します。本を読む時は、内容だけでなく本のサイズに注目してみるのも面白いです。

文庫判はA6判と呼ばれることもありますが、弊店では「文庫判」と表記しています。こちらでご紹介する本のサイズの中では一番小さいサイズになります。カバンに入れて手軽に持ち運ぶことができる大きさなので、通勤中や外出先でも読書を楽しむことができます。

新書判は文庫本よりも少しだけ大きいですが、B6判よりも小さいのが特徴です。使われているものには、岩波新書等の新書の他、少年漫画や少女漫画を挙げることができます。

B6判は、小説、文芸書など一般的な単行本に使われることが多いサイズです。こちらのB6判までは、バッグや荷物の中に入れて持ち運ぶことができる大きさになります。
ほぼ大きさの近い四六判（188mm×127mm）というサイズもありますが、弊店では「B6判」という表記で統一しています。

A5判はB6判よりも少し大きいサイズです。学術書や教科書等の専門書に多く使われる他、文芸雑誌や一部のコミックにもよく使われるサイズです。こちらにもほぼ大きさの近い菊判（220mm×150mm）というサイズがありますが、弊店では「A5判」という表記で統一しています。

一般的な大学ノートがこの大きさで、週刊誌や研究雑誌で多く使用されるサイズです。
写真集や図版の多い専門書等にも使用されます。

高さはB5版と同一ですが、横幅がA4判と同じでちょっと長めになっています。大きめの雑誌や写真集、美術館の図録等で使用されます。

写真集・画集・絵本など、文字と図版、もしくは図版そのものを楽しむ書籍に使用される大きなサイズです。